「十和田めぐみ保育園の子は、卒園までに全員自転車に乗れるようになるんでしょ?」
と言われることが、たまにあります。
めぐみ保育園の運動会では、年長の子どもたちのプログラムに「自転車お披露目」があるので、そんなイメージがあるのかもしれません。
(乗れるように練習はしますが、全員が乗れるとも限りません)
そんな噂が独り歩きして、いかにも「スパルタ」で指導しているように感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際はそんなことはありません。
・日々の朝夕の外遊びで、遊びの一つとして自転車に乗る機会を設ける
・みんなで取り組む中で、「頑張れ~!」と声を掛け合う
・「乗れるとカッコいいな~」という、お兄さんお姉さんを憧れて挑戦してみたくなる
といった、温かい雰囲気の活動です。
なかなか乗れなくて、休日にお父さん・お母さんと特訓している子もいます。
普段、あまり自信が無さげに話す子が、「乗れたよ~!」と得意げに話す姿を見て、こちらも嬉しくなります。
子どもたちにとっては、少しハードルの高い活動ではありますが、だからこそ達成感も大きいのだと思います。
ただ、自転車に乗れたか・乗れないかが問題では無いのです。
「自転車」という活動に取り組む中で
〇全身を使ったバランス感覚を養う
〇あきらめずにチャレンジする気持ち
〇仲間たちとできたことを喜び合う気持ち
といったことを、大切にしていきたいなぁと思います。
※写真は過去のものです